最新の機密文書の廃棄の方法は
最近、企業からの個人情報の漏えいが発覚すると、それだけで株価がさがることがよくあります。
個人情報の漏洩だけで済み、被害がない場合でも企業の管理体制に問題があると非難されるのですから、流出した情報によって不正にクレジットカード使用などがなされると、もう株価は急落間違いなしです。
企業にとって、それだけ今の時代、機密文書の廃棄は神経をとがらせる業務になったと言っていいのでしょう。
一般的には紙媒体であればシュレッダーが使われていると思われますが、今は記録メディアも多岐にわたっていますので、シュレッダーだけでは対応しきれていないのが現実だと思います。
そこで、新しく企業の機密文書を安心、安全、そして確実に廃棄することを仕事にする会社が生まれています。
段ボールに廃棄したい機密文書を入れて託すと、そのまま溶解処理工場まで運ばれ、そこで処理されます。
その間、一切中を開けることはありませんので、どこかで情報が漏洩する心配は一切ないというのですから、企業にとってはありがたいことだと思います。
処分にお金はかかっても、情報の漏洩によって企業の信頼を失墜させ、株価急落の事態を招くことを思えば、安いものなのではないでしょうか。